木次郎左衛門

蘭丸の義理の兄。本能寺でともに散る。

人名 / 青木 次郎左衛門(あおき じろうざえもん)

出身 / 

生没年 / ?−天正10年6月2日(本能寺の変) 戦死

法名 / 一峯宗厳居士

墓所 / 京都・阿弥陀寺



青木次郎左衛門秀重は森家家臣で、蘭丸の姉妹(如水院)を妻にもらっているので、森家家臣の中でも上の方だったのであろう。

しかし悲しいことに、彼もまた、蘭丸ら若君とともに本能寺で命を散らしている。墓と位牌は阿弥陀寺にある。法名は一峯

宗巌居士。また、本能寺の変討死者として森家3兄弟同様、本能寺でもご供養されている。

現在、阿弥陀寺の信長父子の墓の脇には、青木次郎左衛門の子孫が献上した石灯篭が風化した状況ながらも残っている。


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■ 彼には次郎左衛門という息子がいたが、浪人になって江戸にいたという。その息子が所持していたと言う蘭丸君の槍と

   刀3品を所持していたというが、今となっては所在も不明。

文化−天保年中に大坂留守居役をしていた森家家臣の青木覚平とは彼の子孫であろうか。阿弥陀寺との連絡は主に

  彼が行っていた。特に、三君(蘭丸・坊丸・力丸)の前250回忌には代香を務めている。

 


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