広島城主・福島正則が改易になった時、幕府の広島城接収に際して、森忠政も幕府軍として出陣している。
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■ 広島城跡(広島市)
元和5(1619)年、 広島城主・福島正則は、幕府に無許可で城を増築したことがひきがねとなり、改易、所領没収 の憂き目に遭う(本当は許可をもらっていたらしいけど)。 徳川幕府は、福島正則が命令に素直に従わない場合を考え、江戸の軍備を強化するとともに、 城受け取りに際しては、森忠政ら西国大名も広島に派遣した。 しかし、福島正則は抵抗を見せず、無事に広島城の接収は穏やかに終わった。 森軍を含む幕府軍が合流して広島城に向う時、森軍の軍列の前にいた加藤嘉明の軍勢があまり にもチンタラして、森軍はあきれてしまったらしい。広島着日も同じことになるだろうと思っていたら、 加藤軍はかなり前に出発したと知り、大慌てで追いかけたという話が残っている。 なお、広島では森家を初めとする軍が江波口に陣を張ったところ、夜になって満ち潮になり、陣小 屋まで海水が入りこんで困ったという。(『森家先代実録』) 《 みどころ 》 売店には、各大名のグッズが豊富に取り揃えてありました(H19.6現在)。 《 交通 》JR広島駅から路面電車紙屋町東電停・紙屋町西電停下車後徒歩。 |