『長可・蘭丸・藤の花』

蘭丸:「豆だ!豆!ねぇ、あれ豆の花でしょ?」

長可:「・・・・・。」

蘭丸:「ねぇ、いつ豆がなるの?」

長可:「・・・・・・。」

蘭丸:「豆がなったら早速、豆ご飯だ!呉汁だ!豆腐だ!豆菓子だ!」

長可:「・・・・・・くえねえよ。」

蘭丸:「えっ!」

・・・・・・・・この兄は嘘をついて豆を一人占めにしているに違いない。

大きくなって信長に大爆笑されるその日まで、蘭丸は藤の花は愛でる目的で

植えられるものとは知らなかった。

(もちろん嘘話です。信じないでね。)