デル・プラド『戦国覇王35号』森蘭丸フィギャ

信長:「お蘭、そのいでたちとその鼻ゴリラ顔は何じゃ?美少年と言う設定はどこに置いてきた?」

蘭丸:「拙者、今日から、おたこプー35号機にございます。上様こそ、おめかししてどこへおでかけに?」

信長:「ちょっと魚類センターに。あそこの水槽に指を入れると魚が寄ってきてつついてくれるので楽しいのじゃ。わしの事はよい。
    そなた、甲冑着こんで何をしようと言うのじゃ?」

蘭丸:「兄が、城下に名物が欲しいと申すもので、タマちゃんを我が金山の木曽川に放流いたすことに相なりました。
    今からちょっと捕らえに行って参ります。」

信長:「あ、そう。槍持っていって捕まえるの?殺しちゃだめよ。」

蘭丸:「はっ!では、いざ!」

 

―――――――――――数時間後。

光秀:「こらぁ森蘭!!!!うちの娘になにをするぅぅぅぅ!!!!!」

蘭丸:「私は蘭丸ではございません!おたこプー35号機にございます!!!」

光秀:「どうでもいいが、うちの娘を持っていくな!!!!」

蘭丸:「金山に!イベントを!木曽川にタマちゃんを!!」

光秀:「うちの娘をなれなれしく呼ぶな!大体、玉子を連れていって何をする気だ!」

蘭丸:「・・・・・・・・・放流。」

光秀:「なっ!そんなこと誰が許すかっ!お、おいっ!槍で何する気だ!!」

蘭丸:「リンボーダンスくらいはできないと金山には置いておけないでしょうが!!」

光秀:「勝手なことばかリ言うな!!」

蘭丸:「悔しいのでしたら『戦国覇王』フィギャになってみなさいまし。足利義昭ですら23号機になり申したぞ!」

光秀:「みつひでピーンチ!いいもん、秋の七草だけでいいもん。だから、こら!うちの娘を連れていくなっ!」

蘭丸:「リンボーダンス!」

光秀:「そなたがしてどうする!」

蘭丸:「あ、梅園さんにも忘れずにタマちゃんモナカの鋳型発注してもらわないと。ああ、忙しい、忙しい。」

光秀:「このっ!このっ!」

蘭丸:「あいたっ!何すんですか!」

光秀:「ええっ!槍の穂先が曲がった!」

蘭丸:「だから、私はブロンズ製ですってば!上様ともどもファイヤープルーフ。火災に遭ってもだいじょうぶい!」

光秀:「いや、塗装は落ちるぞ。一色になっても出歩けるのか?!」

蘭丸:「リンボーダンス!」