森可隆関係書状                                              ホーム 森可隆資料室


■ 可隆関係文書一覧

番号 文書名 機能 年月日 差出人 宛先 形態 所蔵 備考
1 千利休書状 書簡 日付不明 宗易(千利休) 森傳公(森可隆) 横切紙 東京国立博物館 画像(東京国立博物館サイト内)

 1 千利休書簡

森伝あて千利休書状(全体) 森伝あて千利休書状(本紙)
「画像提供:東京国立博物館」 http://www.tnm.jp/


茶杓貴所之御用と申候間、此者に壱つ進し候。我等取ておき申候。又此きんらんの袋を、慶様へ被参て可被下候、かしく
     〆森傳公 まいる机下 宗易

管理人訳:茶杓が必要とのことですので、この者(使者)に持たせ、一つ進上いたします。これは、私の取っておきのものです。また、この金襴の茶入袋を慶様に差し上げてください。

解説:天亀元年(推定)に千利休(=宗易)が森傳兵衛可隆(森傳公)に宛てたとされる手紙です。とっておきの茶杓を利休よりもらっていることがわかります。東京都国立博物館所蔵
この書状画像は『利休の手紙-増補版』小松茂美(小学館)の解説によれば、文中の「慶様」から、堺・禅通寺の宗慶首座(慶蔵主・慶首座)、あるいは堺町衆の奈良屋慶西が連想され
るとのことですが…私には彼らと森可隆との関係性がよく判りません。


ホーム 森可隆資料室